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第25回日本HDF研究会学術集会・総会 大会長 阿部 雅紀
日本大学医学部 内分泌学 腎臓高血圧分泌内科分野 主任教授
 謹啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
 平素より日本HDF研究会へ格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます

 さて、この度「第25回 日本HDF研究会」を2019 年10月12 日(土曜日)、10月13日(日曜日)に、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて開催する運びとなりました。

 昨今の慢性腎臓病(CKD)患者の増加に伴い、新規に透析療法を導入する患者も同時に増加していることは周知の事実です。本研究会の目的として、「人工腎臓治療の不完全さにより発症する透析アミロイド症などの合併症対策の観点から、糸球体濾過機能により近い濾過型血液浄化法の発展および普及を目的とする。とりわけオンラインHDFやpush & pull HDFの技術的、学術的な確立と普及を目指す。」が挙げられています。平成24年度の診療報酬にてオンラインHDFが保険収載され、その後、年々HDF患者数が増加しています。このような透析医療の進歩が、わが国の透析患者の生命予後が世界トップであることに寄与してきたものと考えられます。そして、われわれにはこれまでのわが国の透析医療の成果を、今後は世界に発信していく責務もあります。そこで、今回のテーマを「わが国のHDFをGlobal Standardへ」とさせて頂きました。

 保存期CKDから透析医療まで含めた腎不全治療には、医師のみならず、臨床工学技士・看護師・管理栄養士・薬剤師・ケースワーカーなどが、CKDおよび透析患者を取り巻く様々な問題に対して議論を重ね、よりよいCKDおよび透析医療を提供し、広く会員及び国民の皆様方にその成果を還元していきたいと考えております。

 本来研究会の開催は、参加費収入により運営されるべきところであり、運営にあたっては努めて経費を抑える所存ではありますが、皆様のご協力・ご支援をお願いせざるを得ないのが現状です。

 つきましては、本研究会の趣旨にご賛同いただき、充実した運営を図るためにも、格段のご配慮を承りたくお願い申しあげます。

謹 白   

平成30年9月吉日